効率的/効果的な粒子洗浄をする

目的

従来の粒子洗浄では、ろ過・再分散の繰り返しが必要であったり、大量の洗浄液が必要になります。 DyFを用い、NaClを含むアルミナスラリーを洗浄し、NaClが除去可能か検討を行いました。

結果

アルミナスラリーを洗浄し、NaClを除去しました。
電気伝導度測定より、スラリー中のNaCl残存率を求めました。

スラリー中のNaCl残存率

ポイント

ろ室容量の7倍量の洗浄液でNaClを十分に除去することが出来ました。
粒子スラリー中に存在する未反応の修飾剤・表面処理剤の除去についても、同様に効率良く行うことが出来ます。

ダイヤフィルトレーション法(特許取得2015-66495)

化学分析による溶媒の置換率