ナノ粒子を粒子径ごとに分級する

目的

開発したナノ粒子の機能を最大限に発揮するためには、粒子サイズを揃えることが必要な場合があります。
そこで「密度勾配沈降速度法」という分離手法を用いて、ナノ粒子の分級が可能であるか、4種混合粒子を用いて検証しました。

分離結果

遠心前と遠心後の分離結果

【サンプル】:PSL粒子混合液(20nm、50nm、100nm、150nm)各径共、密度1.050g/cm3
(Thermo FIsher Scientific 社製)

遠心処理後の各バンドの粒子径測定結果

ポイント

「密度勾配沈降速度法」は幅広い粒度分布を持ったサスペンションの分級が可能です。