細胞診の実際

細胞像の比較

MC480LBCで処理した自然尿の検体と用手法で処理した検体をパパニコロウ染色し、染色像を比較しました。
細胞や核の形態や染色性に大きな違いは見られませんでした。

MC480LBCは

遠心機を内蔵し、少量の検体から対応できる卓上形の自動細胞洗浄機です。
手作業で行う煩わしい細胞洗浄工程を自動化し、標本作製の前処理時間の短縮と再現性を向上します。

工程の簡易化 洗浄工程を自動化することで、作業者の負担を軽減します

時間短縮 1検体から最大12検体(オプション24検体)を同時に処理することで、時間短縮を実現しました。

再現性 用手法で起こりうる作業者によるばらつきを減らします。 病院・施設や作業日が違っても再現性よく細胞洗浄を致します。

標本作製の手順(用手法)

採取した検体を固定保存液の中で浮遊させて液状化します。
液状化された細胞はスライドガラスに塗抹し染色の後に鏡検します。

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MC480LBCを導入すると

MC480LBCを持っていると安心!
手作業で行う煩わしい細胞洗浄工程を自動化し、標本作製の前処理時間の短縮と再現性を向上します。

MC480LBCは初期導入におすすめです。 LBCにすると・・・

  • 細胞診標本を標準化します。染色像の背景が綺麗になり、診断精度の向上につなげます。
  • MC480LBCは特別な手技を必要としません。高価で大型の自動機を導入するのは抵抗がある場合にも、 MC480LBCは省スペースで設置できます。
  • 従来法(直接塗抹法)とLBC法を兼用することにより、両方の特性を組み合わせながら判定もできます。 (ダブルチェック)
  イニシャルコスト 作業者負担 処理検体数目安
自動機 ~100件/日
用手法 ~5件/日
MC480LBC ~5件/日以上

細胞洗浄工程を自動化し作業時間を短縮します。

  • 遠心管にサンプルを分注し、スタートボタンを押すだけで、細胞洗浄が完了します。
  • 作業効率が良くなります。
  • 細胞洗浄工程の間に他の作業を行えます。(時産)

用手法と同等の細胞像が得られます。

細胞が少ない場合も確実に回収することができ、重積が少なく細胞密度が均一な標本を作製することができます。

MC480LBCによる細胞像

自動機のバックアップにあると安心です。

不適切標本の対応や自動機の故障や緊急時の対応に、特殊な標本作製の条件検討等に使用できます。

材料に応じて作業手順の作成ができます。

用手法の利点を生かして沈渣量に応じて濃度調整したり施設に応じた作業手順を作成できます。

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仕様(スペック)

検体数 12本(オプション24本)
遠心加速度 600xg / 800xg
試験管サイズ Φ12mm x 75mm
本体寸法 370 x 450 x 410mm (W x D x H)
質量 29kg
電源 AC100V±10V 50/60Hz 10A
付属品 洗浄液タンク、遠心管(50本)、廃液ホース、注水ホース

MC480LBCは一般医療機器です。(提出番号:08B3X00002000049)

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総販売元:ゼク・テック株式会社
大阪本社:大阪市都島区東野田町2-9-10
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東京営業所:東京都江東区東砂2-16-4-202
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住所:東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟18F
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